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zoom RSS 庭のリフォームとT氏の思い出

<<   作成日時 : 2019/03/27 09:18   >>

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 「実家を処分する事にしました。 コレ、貰っていただけますか?」

       一抱えもある大きな信楽焼のたぬき↑を持って、
  玄関先に立たれたのは、3カ月前に急逝されたT氏の息子さん。

                勿論、喜んで___。

                    ***

 近所で親交があり、人生の大先輩だったT氏___、行年86才。

       特に庭木や造園の知識や技術がプロ並みで、
家の庭の度重なる素人リフォームでは、随分尽力尽くして下さいました

     奥様亡き後も一人暮らしを貫き、亡くなる二日前、
 我が家の庭の椅子に座って話したのが最後だったとは___。

  その時、随分気力、体力の衰えが見て取れ、帰られた後
そろそろ一人暮らしが限界では、とつれあいと話していた矢先です。

夜、亡くなられて、翌朝訪問介護のヘルパーさんに発見されるまでの、
            時間が短かったのが救い・・・・・・。
 
                    ***

  ↓はそのT氏が生前、リフォームを手掛けて下さった庭の一部です。

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                    ↑     
写真では随分奥行深く見えますが、実際はそれ程ではありません。
           川の流れに見立てた小道の巾を、
    奥に行く程狭くして、遠近感を強調させているのです。

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           ↑            
      T氏所有の造園用荷役器具、” チェーンブロック 三脚 ”で、
     重たい自然石を一個一個、巻き上げながらの作業でした。
              (後方の建物はお隣さんです。)


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                     ↑                             
            手入れの大変な芝生を剥ぎ、
        雑草対策にリュウノヒゲと石畳でグランドカバー.。


 こうして以前はトンと興味がなく荒れた平凡な庭が、趣のある庭に
    よみがえり、今では私達夫婦の共通の趣味になる程に。

                    ***

                   天国のTさん
    近い将来、貴方のお家も、丹精込めたお庭も取り壊され、
               更地になるでしょう。

       しかし、こうして改造して下さった我が家の庭は、
              まだまだ私達と共にあります。
  
   Tさん主導でつれあいと私と三人で重労働だったその作庭も、
       今となってはお互い若き日の楽しい思い出・・・・・。

            頂いたたぬきも微笑んでいますよ〜。

本等に色々有難うございました。 心からご冥福をお祈り致します。

 そして、時には千の風になって、この庭を吹き渡って下さいませ。

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